長野県を北から南へ駆け抜ける 長野県晩秋の風物詩

長野県縦断駅伝とは

「長野県縦断駅伝競走」は、昭和27年日本全土が戦後の荒廃から立ち上がろうとしているころ「若者たちの体力と精神力を養うのに役立つスポーツを」と県下を南北(飯田スタート~長野フィニッシュ)に縦断する市郡対抗(現在は15の地区に分かれてエントリー)の駅伝として誕生しました。

半世紀を超える今や信州の秋の風物詩・名物駅伝 "県縦(けんじゅう)" として沿道にも定着しています。大会は11月下旬に開催されます。
ちなみに、第1回大会(17区間・221.9km)優勝は「下伊那郡」・記録は、14時間12分29秒でした。
2019年までは、開催当初とは逆に走るコース、長野市(信濃毎日新聞社前)をスタート飯田市(県飯田合同庁舎)フィニッシュの2日間(1日目長野から岡谷・2日目松本から飯田)22区間、2022年から長野市(信濃毎日新聞社前)をスタート岡谷市(岡谷市役所)フィニッシュの1日で覇権を競います。

最近の変更

  • 2009年、平成の大合併により、郡の枠組みの中で1町村になった、埴科の坂城町、下水内の栄村を考慮し、
    「千曲埴科」を「千曲坂城」
    「飯山下水内」を「飯山栄」 にそれぞれチーム名を変更。
  • 2011年、2日目第13区を2つに分け、第13区(2km)を中学生女子区間とする。
  • 2011年、19区・20区(2010年までの18.19区)、駒ヶ根市を南下するコースをバイパスから往年の旧道に戻す。
  • 2012年、第5区~6区の「丸子中継所」を丸子文化センターから三反田公民館前に変更。
  • 2018年、第2区、国道18号線から、県道77号線を走行するルートに変更
  • 2020.2021年、新型コロナウィルス感染拡大のため中止
  • 2022年より、1日開催に変更(長野市~岡谷市、松本市~飯田市を隔年開催予定)
  • 2022年、12区間だった長野市―岡谷市のコースを16区間に再編
  • 2022年、一般高校男子、一般校女子の参加標準記録設定
  • 2023年、10区間(98.5km)だった松本市-飯田市のコースを12区間(98.72km)に再編
  • 2024年、16区間だった長野市―岡谷市のコースを14区間に再編し、フィニッシュを岡谷市から
    諏訪市(しんきん諏訪湖スタジアム)に変更

優勝旗・表彰

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主催の「信濃毎日新聞社」寄贈の伝統の優勝旗が総合優勝(1日目・2日目通算タイム)チームに贈られます。

その他表彰は以下のとおり。

  • 優勝-賞状、優勝旗、知事杯、金メダル
  • 2位-賞状、信毎盾、市長会長杯、銀メダル
  • 3位-賞状、信毎盾、町村会長杯、銅メダル
  • 4位~6位-賞状(※5回ごとの記念大会のみ4位~8位)
  • 各日1位-賞状 信毎文化事業財団盾
  • 優勝監督賞・長野陸協杯
  • 最優秀選手賞・長野陸協杯
  • 区間優勝賞・区間新記録賞
  • 女子5回、男女10・20・30・40回出場者
  • 参加賞

コース

詳しくはコース案内ページをご覧下さい。

参加チーム(チーム番号は毎年変わりません。)

2011年(60回記念大会)から「たすき」の色が決められました。

番号たすき色チーム名市郡名
1上伊那駒ヶ根市、伊那市
上伊那郡(辰野町.箕輪町.飯島町.南箕輪村.中川村.宮田村)
2薄紫松本市松本市
3黄緑千曲坂城千曲市、埴科郡坂城町
4塩尻東筑木曽塩尻市
東筑摩郡(麻績村.生坂村.山形村.朝日村.筑北村)
木曽郡(上松町.南木曽町.木祖村.王滝村.大桑村.木曽町)
5安曇野市安曇野市
6水色飯田下伊那飯田市
下伊那郡(松川町.高森町.阿南町.阿智村.平谷村
根羽村.下條村.売木村.天龍村.泰阜村.喬木村.豊丘村)
7オレンジ長野市長野市
8上田東御小県上田市、東御市
小県郡(青木村.長和町)
9ピンク全諏訪諏訪市、岡谷市、茅野市
諏訪郡(富士見町.原村)
10全佐久佐久市.小諸市
北佐久郡(軽井沢町.御代田町.立科町
南佐久郡(小海町.川上村.南牧村.南相木村.北相木村.佐久穂町)
11濃いピンク飯山栄飯山市、下水内郡栄村
12濃緑大町北安曇大町市
北安曇郡(池田町.松川村.白馬村)
13須坂上高井須坂市
上高井郡(小布施町.高山村)
14えんじ中野下高井中野市
下高井郡(山ノ内町.木島平村.野沢温泉村)
15上水内上水内郡
(現・長野市の旧・上水内郡)

全15チーム襷カラー

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